医療の明日を、
現場からよくする
医者と歯医者の交換日記は、医科歯科連携の判断に迷う場面で役立つ
「現場で使える視点」をまとめたメディアです。
医師・歯科医師、そして患者さんやその
ご家族の判断を支える情報を発信します。
このサイトについて
医科と歯科のあいだにある
見えないすきま」を埋めるために
生まれたメディア
はじめに
口の変化が、血糖値の変動や心臓への負担にまで影響するのを知っていますか。
口腔と全身は密接につながっていますが、この関係性は医療者でも患者でも、十分に共有されていないのが現状です。
たとえば、
- 歯周病が血糖コントロールに影響する
- 誤嚥性肺炎を予防するために歯科ケアが欠かせない
- 持病のある患者さんへの歯科治療に医科の確認が必要になる
外来・病棟・在宅のどの現場でも、「もう医科だけ、歯科だけでは完結しない」ケースが確実に増えています。
一方で、こんな声も聞かれます。
- 連携したいけど、どのタイミングで共有すべきか迷う
- 持病のある患者さんの歯科治療ってどこまで安全なの?
- 在宅の情報共有が院ごとにバラバラで困っている
そして患者やご家族もまた、
「医科に行くべき? 歯科に相談
すべき?」「持病があっても治療して
大丈夫?」
と迷う場面が多くあります。
これらは、専門が異なるからこそ生まれる「すきま」です。
このすきまを埋めることが、患者の
安全と安心につながります。
医師と歯医者の交換日記は、
医師・歯科医師・患者ーーすべての
立場で「医科と歯科のつながり」を理解し、よりよい選択ができるよう支えるメディアです。
医師や歯科医師が現場で役立つ視点、治療の判断に必要な知識、患者が不安を解消し、自分の身体を守るための
情報を届けていきます。
このメディアが目指すもの
医科と歯科が扱うテーマは異なりますが、「患者の健康を守る」ゴールは同じです。
患者にとっても、医科と歯科のつながりを知るのは「不安を減らす」手がかりになります。
▷ 医師が「口腔ケアの
必要性」を理解するきっかけに
- 糖尿病患者の血糖コントロールが歯周治療で安定するケース
- 誤嚥性肺炎を予防するために
歯科介入が必要な場面 - 心疾患・抗凝固薬患者の歯科治療で必要になる医科との連絡
こうした「医科だけでは完結しない領域」を明確にし、
日々の外来・病棟・在宅で役立つ
視点として届けます。
▷ 歯科医師が「全身管理」を学ぶ入り口に
- 抗凝固薬を中断してよいか判断に迷う場面
- 高血圧・心不全患者の
チェアタイムとリスク管理 - 糖尿病患者の治癒遅延の背景にある医学的要因
歯科単独では判断しにくいポイントを、医科の考え方とともに言語化し、
「安全に診療を進めるための基礎」としてまとめていきます。
▷ 患者が「医科と歯科のつながり」を正しく理解する手がかりに
- どちらに相談すべきか分からない
- 持病があるけれど歯科治療は
大丈夫?
こうした疑問にこたえる、実用的な情報をまとめ、
患者が医療を選択する力を育てる
お手伝いをします。
読者のみなさまへ
このメディアは、あなたの声で育っていきます。
「こんなテーマを知りたい」
「この症例を共有したい」
「取材に協力したい」
「悩んでいる連携課題がある」
そんな声をいつでもお寄せください。
テーマリクエストフォーム
取り上げてほしいテーマや
記事のアイデアをお聞かせください。
運営企業
一般社団法人
正しい医療知識を広める会
医療法人芯聖会
一緒に、医療の未来を創りませんか。
医科と歯科がつながると、診療の選択肢は広がり、
患者にとっても「安心して相談できる場」となります。
このメディアは、そのつながりを「現場から育てていく」ための拠点です。
日々の診療で生まれる疑問や、
共有したい気づき。
その一つひとつが、別の現場の助けになり、患者の支えになります。
ともに学び、ともに発信し、これからの医療をつくっていきましょう。
